2018年11月6日火曜日

Pieni



 新しいアルバム『Pieni』を11/7日にリリースします。
今作もファーストの『Tokyo』の時に手伝っていただいた方々に助けられ完成しました。
音を形にし表しているジャケットは『Tokyo』に続きミヤケリュートさん。
ゲストの音楽家はチェロDanny Norbury、後は友人がフィールドレコーディングで参加しています。マスタリングはNaphさん。今回参加はしていませんが、津田さんフェデリコ デュランドなどのファーストアルバムでの音作りやアレンジを参考に録音しました。今後の作品で又一緒に何かやるはずです。

正直なところを言うと、最初の構想とは違っている部分もあるし最後の方は駆け込みでドタバタしていたのですが、レーベルのオーナーを主に色々な人の助けがあり結果として本当にいい作品に仕上がったと思います。

時代の流れに逆行してひとまずストリーミングはなしのCD中心の発表になります。
自分がCD世代だったり本の仕事にも携わっている事もあり、形になるものや手間のかかるものにこだわりがあるのと、最近少し自身の中で失われている気がする音、音盤をはじめて聞く時の感動やありがたみを取り戻したいという思いがあります。

この作品は九州出身の好きな作家のエッセイに着想を得ました。恐れ多いので作家名は出しませんが、曲名などで言葉を拝借しているしPieniの意味から、本好きの方にはすぐわかるかもしれません。そのほかにも様々な影響を組み合わせ、特定の街というよりは、どこにでもあるようで、ないような小さな町を表現したつもりです。でも主題となっているのは幼少期を過ごした岩手県の海と山に囲まれた『まち』での思い出、その後の神奈川の小、青年期、東京での孤独感などが、本やその他に共感し、この作品を形成していると思います。

色々書きましたが、なかなか面白い作品になっていると思うので、よろしければ聞いていただけたらと思います。おまけも付いてます。





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